■プロフィール

かめのて

Author:かめのて
FC2ブログへようこそ!

■フリーエリア

★今年の注目ミステリ 暫定1位『贖罪の奏鳴曲』 2位『奇面館の殺人』 3位『楽園のカンヴァス』 4位『キングを探せ』 5位『闇の伴走者』 6位『夢違』 ★海外部門 暫定1位『解錠師』 2位『冬の灯台が語るとき』 3位『罪悪』 4位『都市と都市』  * * * * * ↓押していただけると幸いです。 にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ かめのてさんの読書メーター

■Twitterちゃん

■最新コメント
■最新記事
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■FC2カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QRコード

泣ける!必読!『星守る犬』
星守る犬
村上たかし著 双葉社2009/07刊 お薦め度:★★★★★

朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見された。
鑑定の結果は男性が死後1年。だが犬は死後わずか3ヶ月。
この時間差が意味するものとは?

・・・これは泣けました。
今でも涙が止まらず、床一面びしょびしょなほどです。
子犬のときに女の子に拾われてきた犬の「ハッピー」。
女の子に遊んでもらい、お母さんにご飯をもらい、お父さんには
夕方散歩に連れていってもらう。
しかしお父さんとの散歩は、夕方から昼間になり、散歩コースは
ハローワーク経由だったり、病院経由だったりする。
「ぼく、ひるまのさんぽもすきですよ、おとうさん!」
犬の心の声はもちろんお父さんには聞こえないけど、犬は精一杯
お父さんのことを思っている。

このマンガ、犬の視点がいいです。犬の気持ちは人間の言葉で
書いてありますが、人間並みの知能で状況を理解できていない。
お父さんの立たされる苦境を、犬はわからないまま、お父さんに
無心で尽くそうとする。
この漫画はペットロスの話ではありませんので、念のため。
作者のあとがきにあるように、不器用でまじめな平均的なお父さんが
普通の生活を捨てなければならなくなる、今の社会への嘆きが
ベースにあります。犬はそんなことは分らないまま、ただそこにいて
飼い主を信頼してくれるという、そういう話です。ぐすん。
hosimamoru.jpg

  *  *  *  *  *

夕飯を終え「やりすぎコージー」を観ていたら、突然頭上を黒いものが
よぎりました。でかい蛾が家の中にいる!
と思ったら、部屋中を飛び回るそれは、コウモリでした。
「なんで部屋にコウモリがいるんだ!?」
私とよめは身を伏せたり、台所に逃げ込んだりしてビビリまくりました。
コウモリはまず、よめの首筋に襲い掛かりました。
「ぎゃ〜!!」
ちゅ〜。
「やつは吸血コウモリだったのか!妻よ!大丈夫か!」
倒れているよめに、私は心配したふりをしてかけよりました。
「う〜、3つで88円と4つで118円、どっちが安い〜う〜」
「ダメだ、ショック状態で正気を失っている。それにしても
なんてつまらないうわ言なんだ!」

なおも部屋中を飛び回るコウモリ。窓を開けて出て行ってもらおうと
思うのですが、なぜか窓の手前で旋回して戻ってしまうのです。
照明をつけたり消したりなど、工夫するのですが、出て行きません。
最初は怖くて身をかがめていた私も、どんどん慣れてきました。
臆病な中間管理職の仮面を捨て、正義のヒーローの正体を明かす時です。
「デービール!」
シャツがメリメリと裂けて、分厚い胸板と筋肉があらわになりました。
普段、貧相な顔とギャップがあるので、隠しているたくましい肉体です。
「デビル・ビニール!」
私はゴミを入れるビニール袋をよめに持って来させました。
ゴミ袋を広げて、コウモリを追い回しました。しかし超音波を出して
物体を察知しているというコウモリ、私のゴミ袋攻撃をことごとく
よけてしまいます。今度はゴミ袋を広げた状態でブワッと投げる方法を
試みました。旋回してこっちへ向かってくるところへ投げつけるのです。
数回やる内になんとか、コウモリは袋のネズミに、いや袋のコウモリに。
「やった、捕まえたぞ!」
袋のコウモリは羽を広げて飛んでいたときは鳥のようにでかいと
思ったのですが、本体は案外ちいちゃく、よめも「かわい〜」などと
言っています。
私は玄関から出て、やつを袋から出してやると右腕にとまらせました。
「もう人間の家にくるんじゃないぞ」
コウモリは私の目を見て、静かに頷き、夜の闇に飛んでいきました。

↓ええ話しやな〜、と思った方は、このボタンを押してください。 

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ



テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

マンガ | 22:42:44 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

FC2ブログ